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2009年1月31日土曜日

灼眼のシャナII 17 3/3




灼眼のシャナII 17 3/3






はいっ!






口ほどにも無い。
やはり段階をあげたのは時期尚早(じきしょうそう)だったか。



感じはしたよ。
シャナの殺しの気配。
もう少しなんだ。



いいわ。
じゃぁ、もう一度。



はぁっ!



繰り出される攻撃の中
ひときわ大きな存在の力が
一点に集束。
鋭い先となって・・・
来た!



ぁ!



どぁっ!



気を抜いちゃ駄目!



うん、ごめん。



うむ、だが
初めて殺しを見切った事実については
上首尾と言うべきだろうな。
今日のところはもう、良かろう。



まだだ。
せっかく感覚をつかみかけているんだ。
もう少しだけ、
お願いだ!



悠二・・・






急にどうしたんだ?
こんな時間に。



この間はすまなかった。



そんな事言うために呼びつけた訳じゃねぇだろ?

さみぃな。

来いよ、話があるんなら家で。



おまえの家には行かない。
もう、姐さんには会わない。



心配してっぞ。
マージョリーさん。
あぁ見えて、お前の事をな。



会えないんだ!
どのツラ下げて会えって言うんだ!

今日、おがちゃん バレーの試合だった。
ボールを追って、走って・・・
見てて思ったんだ。
俺はやっぱり、生きてるおがちゃんを見ていたい。
あんな姿をもう・・・

姐さんについてくつもりだった。
おまえと一緒に。
でも・・・
でも、それは・・・



いいんじゃねぇ。
良かったじゃねぇか。
自分の道が見つかって。



佐藤。



よせよ、みっともねぇ。
俺もな、ちょっとばかし考えが甘かった。
アウトロー(外界宿)で働くってのは
俺が思ってたほど、生易しいもんじゃないらしい。
でも、それがなんだってんだ?
決めちまったんだから、しょうがねぇじゃないか。
なぁ。



これを・・・
これを姐さんに。

姐さんに伝えてくれ。
俺は腰抜けだって。
根性無しの半端者だって。



ちげぇよ、馬鹿。
おまえは今、半端者を卒業したんだよ。

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