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2009年7月5日日曜日

ツバサ・クロニクル 12 2/3





ツバサ・クロニクル 12 2/3






考古学に興味が出てきましたか?



はい。



目に見えることだけが全てじゃない。
世界にはね、まだ誰も目にした事が無い不思議が
たくさんあるんです。

それを知る事が本当に幸せなんです。



ぁ・・・



きみにも、きっと
きみだけの幸せがある。
今は、まだわからないかもしれないけど
見つかるよ。
必ず。






ぁ・・・



小狼くん・・・



ぁ・・・



あ・・・



小狼くん・・・



姫は待っていてください。






ぁ・・・



小狼くん・・・



あ・・・!



ぁ・・・



おまえはどうして、そこに居る?



ぁ・・・



おまえは、何のために
ここに居る?



私は・・・



私は・・・



私・・・



私・・・



わた・・・し・・・






お父様!



さくら姫。



お父様!



あ!
ごめんなさい。
お客様?



こんにちは。
お姫様。



こんにちは!



紹介させてくださいね。
彼は僕の息子の・・・



ぁ・・・



あ・・・

同じ歳ぐらいだね。



お友達になりたいかな?



うん!



あの子はね、とてもつらい状況に居たのに
それを自分でつらいとは
わからない状態だったんだ。

藤隆さんが父親の代わりになって
少しずつ変わってきたようだけど。
でも、まだ
心の一部は冷えきったままだ。



あの子に必要なのは
凍えた心を溶かす暖かさなんだ。

例えば・・・
春の陽だまりのような
暖かな笑顔。



わぁ!






ぁ!
あの子って・・・?
誰?



ぁ・・・






陽も落ちたし、そろそろ戻ろうかね。



うん、暗いね。



かなり遠くまで来たけど
誰にも逢わないね。
民家も無いし・・・



怖いな、怖いな・・・



大丈夫だよ。
傍にいるから!



黒剛、嬉しい!



誰が、黒剛だ!



わぁー!
黒剛が怒った!
お茶目なジョークなのに!



気色悪い事するな!



でも、モコナ
声真似、上手だね!
黒みゅうにそっくりだったよ!



モコナ108つの秘密技の一つなの。



あと、107つは?



内緒。



モコナったら、じらし上手!



わぁ!
くすぐったい!



俺は帰る!



あ、黒たん
待って!



あ、待って!






小狼!
大変だよ!
さくらが・・・!



さくらが?!



さくらが、よく寝てるの!

驚いた?
驚いた?

これも、モコナ108つの秘密技の一つ
超演技力!



脅かさないでくれよ。
モコナ。



えへへ。
ごめん。



ほんとにびっくりしたみたいだね。



あ、はい。
ほんとに、びっくりしました。



さくらちゃん
まだまだ、本調子じゃないし・・・
もっと凄いピンチだってあるかもしれない。
でも、探すんでしょ?
さくらちゃんの記憶を。



はい。



だったらね
もっと気楽にいこうよ。
つらい事はね
いつも考えてなくていいんだよ。
忘れようとしたって、忘れられないんだから。



へっ。



きみが笑ったり楽しんだりしたからって
誰も小狼くんを責めないよ。
喜ぶ人はいてもね。



ぁ・・・



つん・・・



ぁ・・・



モコナ、小狼が笑っていると嬉しい!



モコナ・・・



もちろん、オレもね。
あ、黒ぴーもだよね?



俺にふるな。



ぁ・・・



あ、目 覚めた?



あ、あたしも行かなくちゃ!



姫!
姫・・・



ぁ・・・



どうしたんですか?
姫・・・



ぁ・・・



私、小狼くんがまだ湖の中で探していると思って・・・
うふふ・・・



姫・・・



あーぁ・・・



行きましょう。



え?



姫に見せたい物があるんです。



ぁ・・・






あーぁ!

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