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2009年7月14日火曜日

ツバサ・クロニクル 14 3/3





ツバサ・クロニクル 14 3/3





あぁぁぁぁ!!!



黒りん、お見事!
動いたね。
ちょっと嫌な音がしたけど。



ぁ?






開いた!



あれは・・・



私の・・・羽根?



ぁ!



あなたが来るのを待っていました。



ぁ!
あなたは・・・



この最果ての城で300年もの間
ずっと・・・
ずっと・・・



私が生きていた300年前の事
この城に不思議な力を持った羽根がもたらされました。
けれど、その力を我が物にしようとした大人たちは
日々、争いを繰り返すようになりました。
その争いに巻き込まれて
王と、后
つまり、私の両親は命を落としてしまったのです。

そんな醜い争いを起こした私たちに
天罰が下りました。
子供だけがかかる流行病に
城下の町で猛威を振るったのです。

しかし、この羽根の近くに居ると
病に冒されないことがわかりました。
そこで私は街の子供たちを
城に集めることにしたのです。

元気になった子供たちを街へと返した後
この羽根をめぐって二度と争いが起きぬようにと
当時はまだこの国に存在した
魔法を使い、羽根を封印したのです。



でも、伝説では
子供たちは居なくなった時と同じ姿では
戻っては来なかったと。



それは忌み言葉です。

かつて、この地方では
幸福にまつわる言葉を
使わないと言う風習があったのです。
そういう形で語り継がれたのでしょう。



ここに居る子供たちを集めたのも
あなたなのですか?



それは違います。
この羽根の力に魅入られた
心悪しき者の仕業です。

私はその者の行いを阻もうと
夜ごと街に姿を現したのです。



既に死んでいる私には
どうする事もできなかった。

でも、あなたは私を見てここまで来てくれました。
子供たちを思うあなたの優しさ。
心より感謝します。



うふ。



羽根を取り戻すには
子供たちの純粋な心が必要です。
あなたも子供たちの輪に加わって
その手で羽根を取り戻してください。



はい。



ぁ!



ぁ・・・



ためらうことはありません。
それは元よりあなたの物だから。



ぁ・・・






どうしました?



ぁ・・・



そりゃ驚くよね?
覚えもないのに、川の流れが止まっているんだから。



てめぇは何もしてねぇだろうが。



そうでした。



全ての事件の黒幕はあなたですね?
カイル先生?



小狼くん?



やっと真実を見つけました。
子供たちとさくらの居場所を教えてください。

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