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2009年9月16日水曜日

ツバサ・クロニクル 25 1/3





ツバサ・クロニクル 25 1/3


究極のゲーム。






緊急事態。



ねぇ、千歳さん
一体何が起ころうとしてるのかな?



ゲーム内に侵入した干渉者によって
仮想現実だった桜都国が
現実になろうとしているのです。






やっと会えましたよね?
あなたがイの一の鬼児・・・
ですよね?



うふ。
見つかっちゃった。



あれがイの一の鬼児。



それが夢を実体化させる力の源だったのね?



そうです。
これのおかげでようやく
あなたに会うことが出来ました。

人に永遠の命を与える力を持つと言う
イの一の鬼児。






あの人が
クローバー(白詰草)の織葉さん。



あぁ。
でも、あいつの何処が最強の鬼児なんだ?



ぁ!
イの一番?!



ん!



彼女、店に来たって言うの?



はい。
ずっと夢だと思ってたんですけど。



そんな事より
おれたちもワンコたちの所へ行こうぜ。






ぁ!






きゃぁ!



さくら姫!



何だ?
どうなってんだ?!



羽根の力が暴走して
仮想世界が実体化しているんです。



はぁ?






やっぱり、あなたは
その力を完全には制御できないのね?



わかりますか?



えぇ。



だって、私
それの本当の持ち主を知っているから。






行くぞ!






ようこそ!
桜都国へ!

ようこそ!
桜都国へ!

ようこそ!
桜都国へ!



な、なんだ?



桜都国へようこそ!
こちらにお名前をどうぞ。
今まで使われてきたお名前と違っても
大丈夫ですよ。

はい。
承りました。
お急ぎでしたら
お手持ちの何かを換金できますよ。

よほどの事が無い限り
鬼児は一般市民を襲いませんので
手っ取り早く儲かります。



ようこそ!
桜都国・・・

ようこそ!
ようこそ!
ようこそ!

よよよよよ・・・



な、なんだ?



あれが、ゲーム世界
桜都国を実体化させている
元凶です。



ぁ・・・!



どうする気だ?



姫の羽根を取り戻してきます。



ん。






私に会いたかったら
こんな強引な手を使わずに
ゲームに参加すれば良かったのに。



たしかに
そうですね。



ドリームカプセルに入って
鬼児狩りになれば
いずれ最強の敵である
私と戦う事が出来たわ。

だって桜都国とは
そうなるように作られた
ゲーム世界なのだから。



でも、それだと多くの時間を使うでしょ?
僕にはその時間が惜しかったんです。






小狼くんは?



あいつ!



小狼くん!



おれたちも行くぞ!



待ってろ。
ワンコ!






うわっ!



小狼くん!



ちっこいワンコさん!



てやぁ!

動くな!



どうしてです?



小僧のためを思うなら
じっとしてろ。



黒さま
かっこいい!






でも、こっちも文句を言える立場じゃ
無いかな?

なかなか有望な鬼児狩りさんたちが来た時
あなたの事を利用してこっちの正体を
隠したし。



ぼくを鬼児だと言ったんですね。



えぇ、そうよ。
鬼児を従えた美しい男の子と会ったのは
本当。

ただ、その男の子は
鬼児ではなかったけれどね。






そうか
クローバーでの織葉さん
オレたちを騙してたんだね。



なんで、そんなややこしい真似
しやがった!



ゲームを面白くするために
誤った情報をわざと与えたのです。



ぁ?



そういう細かい対話は
ノンプレーヤー・キャラクターには
出来ませんから。



ノンプレーヤー・キャラクター?



って、なぁに?



仮想現実のゲーム空間には
おれたちの様に生きている者が
別の姿になって演じる
プレーヤー・キャラクターと
市役所の受付さんみたいに
ゲーム上に最初から設定されている
演じ手のいない登場人物がいるのよ。



その演じ手の居ない者を
ノンプレーヤー・キャラクターと言うのです。



鬼児たちもそうだったんだぜ。



ぇぃ、ぇぃ。

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