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2009年9月11日金曜日

ツバサ・クロニクル 24 2/3





ツバサ・クロニクル 24 2/3





うーん。
無理も無いかな?
オレも死んだ後、こっちで目を覚まして
かなり混乱したしね。
つまりね・・・



それは
私からお話します。



あ?



はじめまして。
千歳(ちとせ)と言います。



彼女はこのフェアリーパークを作った人たちの
一人だよ。
オレにいろいろ教えてくれた人なんだ。



実は
皆さんがここに来た時の記憶は
消去してあるのです。



ぁ・・・



でも、ご安心ください。
そろそろ記憶が戻る頃ですから。



ぁ・・・
い!



小狼くん!

ぁ!






うわぁ!



きゃぁ!



まともに吐き出せねぇのか?!
この白饅頭は!



あーははは。



さぁーて、今度はどんな国かな?



ドリームカプセル(夢卵)へようこそ!



誰だ?



それでは皆さん、よい夢をお楽しみください。



待って下さい!



ぁ・・・



姫!






ぁ・・・



二人とも思い出した?



はい。



では、おれたちが居た
桜都国は?



あれは仮想現実です。



仮想現実・・・



さっきの卵みたいな入れ物に入って見る
夢みたいな物だって。



あれは・・・夢・・・?



そうだよ。



その仮想現実の中で戦ったり
お店をやったりするのが
このフェアリーパークで一番の人気を誇る
ゲームなんだって。



ゲーム?



あの国そのものが、現実には存在しない
ゲームの世界だったんですか?
そう言えば・・・

市役所が鬼児の動向を把握していたり
鬼児が鬼児狩りだけを襲ったりするのも
それが理由だったんですね。






ぁ・・・



ん・・・



二人ともよく寝てるね。
こうしている間にも黒剛さんやモコナは
桜都国の夢を見ているんですね。



そうです。
本人たちはそれが夢だと気付かずに。



でも、あれが現実ではないのなら・・・
この剣は・・・



実は今、恐ろしい異変が起きつつあります。



異変?



はい。



ぁ・・・



そのためにパークは営業を停止して
来園者の皆様に避難をしていただいた所です。



一体、何が起きると言うんですか?



あなたはシステムの干渉者をご存知だと伺いました。



ぁ!



その人の事を教えて欲しいのです。



なぜですか?



このままでは・・・



緊急事態。



ぁ!



あ!



ねぇ、千歳さん
一体何が起ころうとしてるのかな?



ゲーム内に進入した干渉者によって
仮想現実だった桜都国が
現実になろうとしてるんです。



なんですって?



ぁ・・・



小狼くん、あれ!



星史郎さん!






ぁ・・・!



ここはフェアリーパーク?



なんで桜都国のビジュアルのままで
こっちに戻ってるんだ?!



あれは・・・



おれたちの姿だけじゃねぇぜ。



んな、馬鹿な!



鬼児が現実世界に!



黒りん、あれ!



ん?



なるほど。
ありゃ殺す者の目だ。



あ、ぷう。

黒りん、どこ行くの?



まさか、おまえ・・・



あいつと戦うつもりか?



世界がおかしくなってるのよ!?



早まった真似をしては駄目です!



世界がどうなろうと知った事か。
俺は俺のやりたいようにやるだけだ。

あいつがあそこに居て
小僧が戻ってない。
後は俺の勝手だ!






干渉者がどんな方法で
仮想現実を実体化させているのか
早くそれを突き止めないと
このパークだけでなく
桜花国全体が危険です。



きっと姫の羽根です。



ぇ?



星史郎さんは姫の羽根を持っていました。
おそらくそれが・・・



ぁ・・・



この異変の元凶なんだね。



危険区域に侵入者確認。



ぁ・・・



モニタします。



ぁ!
黒剛さん!



猫の目に居たやつを殺ったのはおめぇか?



はい。



小僧はどうした?



殺しました。



わかった。

てめぇは俺が斬る。



ふ。



てやぁ!



よけきれると
思ったんですが。



てぇ。
真っ二つにしたと思ったんだがな。



ぁ?



久しぶりに楽しい時間になりそうですね。



ぁ!
小狼!



ちっこいワンコ!



皆さん、無事ですか?



はい。



なんとかな。



ちっこいニャンコさん!



ファイ!



良かった!
また会えて!



はい。



ふぁ~ん!
ファイが生きてたよ!



危ない!



やるっきゃねぇようだな。



そのようですね。



でも、現実の世界でも戦えるの?



むこうも実体化したのなら
こっちにだって鬼児狩りの力があるはずだ。



たしかにその通りですが・・・
ここは現実の世界で・・・



ぁ・・・



下手をすれば本当に命を落とします。



ぁ・・・



鬼児を消去するためには
干渉者が持っている力を止めねばなりません。



その力の源が
おれの探している物なんです。



おまえ、前に言ってたな。






取り戻したい物があるんだ。






あれの事を言っているのか?



うん。



それって一体なんなんだ?



おれにとって大切な人が
必要としているものです。



ぁ!



ん!



ん?



おまえは、先に行け。



龍王!



私もお手伝いします。



私も、ちょっと怖いけど
頑張る。

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