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2009年11月5日木曜日

ツバサ・クロニクル 第2期7(33)3/3





ツバサ・クロニクル 第2期7(33)3/3





チェッ。



まいったな。
見てないようで
見てるんだから。






しかし、蒼石さま・・・



いかなる理由があろうとも
あの一座に手を出してはなりません。

一座の方たちに怪我はありませんでしたか?



それが・・・
やられたのはこっちのほうでして・・・



子供のくせに
すげぇ蹴り技の持ち主が居まして・・・



ぁ!



まだ年端のいかない女の子なのに
強いのなんの・・・



はぁ・・・



小狼くんかと思ったけど
違うねぇ。



みてぇだな。



あ!
もしかして・・・



あ?



小狼くんが女の子の格好してたりして・・・



あるわけねぇだろ!






は!



うわぁ!



上手いじゃないか!
小狼!

これなら明日の興行に出せそうだね。



で、でも・・・
お客さんの前でこういうの
やった事無いですし・・・



でも、さくらはやる気満々だよ。



ぇ?



わぁ!
姫!






トントン

姫、もう休まれましたか?



いえ。



ちょっと、出かけてきます。



こんな時間に何処へ?



ファイさんと黒剛さんを
探しに行ってきます。



だったら、私も行く!



でも、もう遅いですし。



大丈夫。
お願い。
私にも手伝わせて。



わかりました。






え?
鈴蘭さんが?



なんだかとっても淋しそうだったの。



そうですか。



ぁ!



今のは・・・



もしかしたら、昨日の人たちがまた・・・






ここだよ。



ぁ・・・



会いたかったよ。
蒼石さま。



私もです。
この一年、ずっと今夜を待っていました。
さぁ、もっとよく顔を見せてください。



ぁ!



昨日の事を謝りにきました。



毎年の事さ。
もう、慣れっこだよ。
うちの阿修羅さまとそっちの夜叉さんは
けしてわかりあう事の無い神様だもの。
それなのに、どうしてあんたなんかに
惚れちまったんだろう。



実らないとわかっていても
人は誰かを愛します。
それが、人という物です。



ぁ・・・



阿修羅と夜叉が対立するこの世では
私たちは結ばれる事はありません。



わかっているよ。
そんな事。

だから今だけ・・・
せめて今だけ・・・
あたしを離さないで。



鈴蘭・・・






ぁ・・・






あの二人、可哀想。



はい。



小狼くん。

阿修羅さまにお願いしようよ。
どうか二人が幸せになりますようにって。



わかりました。






あ!



これって・・・






めきょ!






この揺れは・・・
阿修羅と夜叉が互いを呼び合っている!

阿修羅堂へ急いでください。
私も戻ります。



わかった。






姫!






こいつは・・・



黒さま!
空が・・・



空が・・・
割れる?!






姫!






あ・・・






姫!
しっかり!

姫!

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