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2009年11月29日日曜日

×××HOLiC◆継 3 3/3





×××HOLiC◆継 3 3/3


×××HOLiC◆継 3



傷ついたあなたを見て
あなたを大切に思う者が
どう傷つくかもわからない。



あたし、そういうの
嫌い。

と言う訳で
あなたの提案は却下よ。



く・・・



あらら。
泣かせちゃったかしら?
かわいい泣き顔
見たいわ。



座敷童女を
返してください。



こういうのは
好き。



管狐!



素敵!
お姫様、救出ね。

いいわ。
座敷童女は返してあげる。

でも
これは、貰うわ。



ごちそうさま。



本当に蜘蛛の糸と
狐火って相性が悪い。
そろそろ退散するわ。

またね。



どうした!



邪気が消えたぞ!



座敷童女は無事か?



お、おい!



おい、しっかりしろ!



どうした?



おい!



大丈夫か?






まぁまぁ、ヤマトさん
どちらへおでかけ?



ちょっと海へ。
たちこまさんは?



ちょっとテロの鎮圧に。



まぁ、いいですわね。



出かけたほうと
待つほうと
忙しいのはどちらかしらね?

とりあえずは無事みたいよ。



ぇ?
ほんとに?



すぐに戻って来るでしょう。



どうしたの?



あの子が一人でやるって言ったから
私は手伝わないって言ったから
全てが終わるまで
待ってるわ。



迷惑をかけたくないから
一人で行く。
その気持ちがわかるから
我慢して待ってる。
二人とも辛いわね。



平気。



そうね。
すべては半々。

片方が全てを引き受ける事なんて無理。
でなきゃ、世界は傾きすぎる。
壊れてしまう。






良かった。
目を開けないかと思って
怖くて・・・



女郎蜘蛛の邪気で気を失ったんだ。



我らが住む山のこの泉は清い水だ。



邪気を洗い流す力がある。



暫らく浸かってろ。



ごめんなさい。
ごめんなさい。
何も出来なくて・・・
右目が・・・



違うよ。
おれこそ・・・
本当に・・・
ごめんな。






はぁ。

侑子さんちの風呂?



お帰りなさい。



よっ!
帰り!



このお風呂の湯は井戸水を汲んであるから
あの山に通じてるのよ。



あの・・・



ゆっくり温まってきなさい。



薬箱、用意してあるぞ。






管狐、寝ちゃってる。

寝ちゃってる。



さすがの管狐も疲れちゃったみたいね。



頑張って・・・
くれましたから。

右目、喰われました。
何か、変でしたよ。
右目が何かの中を通るような感じで。



右目は戻らないわ。
もう、女郎蜘蛛の中に溶けて消えてしまったから。



ふ・・・
ですね。

無くなった感じがしますから。



いいの?



よくは無いですけど・・・

右目は無くなったけど
わかった事がありますから。



それは?!



百目鬼君の右目の半分。



!・・・



取り出したのはあたしよ。
もちろん対価は貰ったわ。

あなたの右目が戻らなかったら
渡して欲しいと言われたの。

どうする?



飲んで。



寝たのか?



疲れたんでしょ。



四月一日も頑張ったからな。



あなたはあなただけの物じゃないのよ。
この世に自分だけの物なんて
一つも無いの。

みんな誰かとかかわって
何かを共有している。
だから、自由にならない。

だからこそ
面白くて
悲しくて
いとおしいの。






弁当!



それがなんだ?



作ってきてやったんだよ!
四月一日さまが!



だから、それが・・・



おまえがアホみたいに食うから
重たいんだよ!
だからおまえが学校まで持て!
作るのがおれで
運ぶのまでおれじゃ不公平だろうが!
だから!



半分ずつだな。



って、おい!
礼もなしかよ!
こら!

おい、おい、おい・・・



まだ食ってない。



よぉし!
食ったら言えよ!
ありがとうございます。四月一日様。
二度と逆らいません
って土下座してな
うはははは。



アホ。



なんだと、こら!
百目鬼のくせに!

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