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2009年12月22日火曜日

ツバサ・クロニクル 第2期16(42)2/3





ツバサ・クロニクル 第2期16(42)2/3






この道も覚えてる。
あたし、よく遺跡の発掘現場に遊びに行ってたの。
でも、いつも兄様に叱られてた。



危ないから?



それもあったんだけど・・・
どうしてだったのかな?



なんか、言いたいことがありそうだね。
黒りん。



この世界の正体がどうしてわかった?



さっきも言ったでしょ?
ちょっと魔法を勉強すれば・・・



仕掛けを見破るには
仕掛けた以上の力がいる。
それも魔法とやらは使っちゃいねぇみたいだしな。



買いかぶりすぎだよぉ~。



うそくせぇ。



ほ~んと。
黒さまって
いらないとこばっか
見てるんだから。






近くで見ると大きいね!



すごぉ~い!



ぁ・・・!






あ!



てぇっや!






ぁ!






母上!



ぁ・・・!







黒剛さん。
黒剛さんのお母さんを殺した犯人は・・・



コウモリみたいな形をした紋章があるって事だろ?



ぁ・・・!



遅ぇよ。
気づくのが。



知ってたんですか?



神の居た神殿で奴らに出会ったとき
俺は思った。

ようやく探していた連中を見つけたってな。






へっ。
出やがったな。



やつらは?!



知ってんのか?



はい。



へっ!
はっ!



はっ!
たぁ!

おう!!



黒剛さん!
早く!



またな。



俺の願いは・・・



ふ。
はぁっ!
ただ一つ!

てやぁっ!

てめぇらは何者だぁ!






結局、やつらは何もしゃべらなかった。
だが、あの時
俺は確信した。

この旅を続けてりゃぁ
いずれ仇にも会えるだろうってな。



そうだったんですか。



だから言ったろ。



え?



てめぇが俺の過去を知ったからって
うじうじする事はねぇってな。



黒剛さん。



過去を見たのがお前だから
俺も話す気になったんだ。
だから・・・その・・・なんだ・・・



優しいんですね。
黒剛さんは。



あ?!



本当に優しい人は
相手を気遣うときに
ひどく遠回りをするって
おれの父さんが言ってました。



気持ち悪いこと言うな!



はい。

それにしても
同じ紋章を持つ者が
玖楼国と日本国に現れていたという事は・・・



あぁ。

俺たちの旅をこそこそ嗅ぎまわっている連中も
同じ紋章を持つ仲間かもしれん。



ん。






あの子には
また動き出すようよ。



ふ。



身に迫る危機のなせる業か
あるいは目覚めの兆候か。



いずれにせよ
彼らの動きを感知できない今
彼らとこちらを結ぶ唯一の存在は
彼だけという事。



わかっている。

だが、それは大いなる計画に生じた
わずかな綻びにすぎん。



余裕があるのですね。



余裕ではない。

ふ。
確信だ。







疲れてませんか?



大丈夫。



休憩するなら
いい物があるよ!



ぁ!



大きい!



これって時計かな?



ぁ・・・



ちっちゃいね。



ねぇ、さくら。
これって覚えてる?



いいえ。






ぁ・・・

これは・・・






あ!

なんだ?!

あ!






羽根の波動
この下から感じる!



え?



わぁ!



なんだ?!



ん!



真っ暗だね。

さくらちゃん
この下に何があるか覚えてる?



いいえ。



でも、さくらの羽根の波動
ここから感じる。



行きます。



何があるのか
わからないのに。



姫は待っていてください。



でも・・・

どうして・・・?
どうしてそんなにまでして
私の羽根を探してくれるの?



姫をお願いします。



うん。



う。



行くぞ。



はい。



へっ!



黒ぽん
自分から小狼を助けるなんて珍しいね。
いつもなら
ぶぅぶぅ文句言うのに。



心境の変化ってヤツ
かなぁ?



私・・・
何もできない。



できるよ。
小狼と黒剛が帰ってくるのを
待ってあげられるよ。

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