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2009年12月30日水曜日

ツバサ・クロニクル 第2期17(43)2/3





ツバサ・クロニクル 第2期17(43)2/3






やってみる?



てめぇは手伝う気なしか?



うん。



自分の過去を語らねぇ代わりに
他人の過去にも立ち入らねぇって事か?






ぁ?

あのガキ
読みかけのままどこ行きやがった?

ん・・・



あの・・・



え!
あ!

ああ!



あぁ!
黒剛さんも、本
好きなんですね。



す、好きです!



小狼くん
こっちに居ませんか?



え?
あぁぁぁぁ・・・
居ません。



小狼くん!



え?



どこに行ってたの?



小狼がこれを作ってくれたの!
よっ!



何か?



いや・・・
別に・・・



そうですか。



ん・・・



これは・・・?

あ!



小狼?



どうしたの?



よぉし。
これでいい。

ぁ?






この本には
最初にページを開いた人の記憶を写し取って
次に開いた人にそれを見せる魔力がある。






待てよ・・・
俺はさっき・・・
あぁぁ!






ここで
間違いないですね?






はい。
確かに。
探査魔術の精度を上げれば
潜伏場所を特定するのも
時間の問題かと。






引き続き探査を継続してください。
こちらは建物内部を調べます。






ここは・・・
黒剛さんの過去?
いつの間にまたおれは
記憶の本を?

ぁ!

おれの姿が実体化している。
この間はこんなじゃ無かったのに。



ぁ!



ぁ・・・



おれの身体は向こうにも見えても居ない。
と言うより
おれはそもそもこの場所に
存在していないのか?






そこまでだ。
黒剛!



え?



仲間になんていう事を!



心・技・体
こんな弱い連中と一緒にされて
たまるかよ!



何が不満で暴れるのだ?



ぁ・・・






もしかして・・・

黒剛さん?






とうとう見つけられちゃったかもね。



モコちゃん
まだ、駄目なの?



まだ無理っぽいの。



しかも小狼くんは
あんなだし・・・



黒ぽん。
ちょっと体力貸してくれる?



ぁ?
体力?



うぉぉぉぉぉ!
いやぁぁぁぁぁぁ!



あちゃぁ!
黒ぽん、怒ってる?



黙ってろ!



はい、ストーップ!
そこでいいよ。



来ました!






ぁ・・・



ぁ!



ぁ・・・



魔法の壁だよ。
これで暫らくは時間が稼げると思う。



ファイさん
すごいです!



むこうの魔術を応用しただけだよ。

お礼なら本棚を動かした
体力にどうぞ。



魔力も解禁してくれると
ありがてぇんだがな。



ふぁ。
したような・・・
してないような・・・
どっちにしようかな?



勝手にしろ。






彼らが魔法の壁を使ったようです。
こちらではこれ以上の探査は不可能です。






了解しました。
では、この建物を
全面封鎖してください。

探査魔術が使えないのなら
時間をかけて一部屋ずつ探すまで。






んな!



てぇ!



ぁ!



やぁ!



そこまでです。



は!



その勝負
私が預かります。



姫様。



知世。



黒剛。



ぁ?



あなたに
見せたいものがあります。



ん?






ぁ・・・

銀龍!



幼きあの日の約束を
ようやく果たす日が来ました。
さすが天下の名刀。
完成まで長い時間がかかってしまいました。



ぁ!



何の真似だ?!



誰が只で差し上げると?



ぁ?



未来永劫
私のしもべになると約束するのなら
その銀龍を進呈いたしましょう。



ぅ・・・

ぁ?!
何だと?!






ぁ・・・
ぁぁぁ・・・






さぁ、黒剛。
答えなさい。



ぅぅぅ・・・

ぅぅぅ・・・



姫様。
お戯れはそろそろ・・・



そうですわね。

安心してください。
黒剛。
今のはちょっとした冗談ですわ。



ぁ?!



でも、半分は本気です。
この銀龍を渡すにあたり
私に五つの誓いを立てて頂きたいのです。



はぁ。



一つ。
仲間とは和を持って接すること。



おう。



聞こえません。



おう。
心得た。



二つ。
今後は城内で乱暴は働かれぬよう。


おう。

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