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2010年1月11日月曜日

ツバサ・クロニクル 第2期19(46)2/3





ツバサ・クロニクル 第2期19(46)2/3






ぁ・・・?



いい場所を見つけてきたぞ!






ここは・・・!



うん。
私たち国にも同じ場所があったな。



二つの世界は表裏一体ゆえ
よく似た場所もあるのだ。



ここは息苦しさを感じねぇな。



水が綺麗だからですよ。
ほら!



この清らかな流れは
我らにとっては害になる。
それ故、この国の民たちは
ここには近づかないのだ。



身を隠すのには絶好の場所ですね。



だが、コソコソ隠れてても
羽根は手に入らねぇぜ。
こっちから仕掛けねぇとな。



はい。



私も連れて行ってくれ!



ぁ・・・?



ぁ・・・?



春香!



あいつが裏で糸を引いていたのなら
黙っている訳にはいかない!
頼む!
小狼!
私も一緒に・・・!



気持ちはわかりますが
二人はここで待っていてください。



でも・・・



相手は羽根を持っています。
下手をすれば命を落とします。



それに、おまえ
鏡を置いてきたろ?



ぁ・・・



あの鏡は秘術の力を強めるための
道具なんだろ?
それが無くて戦えるかよ?



そ・・・それは・・・

ぁ・・・



童達の言うとおりだ。
お前が行っても
足手まといになるだけだ。



ぅ・・・

あの鏡さえあれば・・・






う~んと・・・



大丈夫かな?



うん!
あそこなの!



ぁ?



ぁ・・・






やはり親子だな。



ぁ?



お前の母親も
私と術比べに負けたときは
そんな顔をして悔しがっていたものだ。

お前の母とは
何度もやりあった。
私が勝つこともあれば
その逆もあった。
勝負は五分と五分。

だが最後に私が負けたのだ。



母様はどんな術で勝ったんだ?



お前の母は最高の秘術を使ったのだ。



どんな技だったんだ?



それは言えぬ。



なぜだ?



術氏であるお前は
それを自ら学ばねばならぬからだ。



最高の秘術・・・?
か・・・






で、ここからどうする?



正面から攻めましょう!



いい答えだ!






破魔
龍王刃!



とりゃぁ!






ん?



なぜだ?
なぜ奴らがこの世界に居やがるんだ?

兵士どもに伝えよ!
奴らを倒せ!
とな。



は。



それと街の連中に
人間が攻めてきたと触れ回って来い!
この世界の奴らは人間を毛嫌いしているからなぁ。



心得ました。



忌々しいガキどもめ。
親父様のてつは
踏むものか。






おいでなすったか。



彼らは領主の息子に利用されているだけです。
だから・・・



あぁ。
は!



黒剛さん!



てやぁ!



これで文句はねぇんだろ?



はい!






ん・・・ぁぁ・・・



あれ?
おれって何してたんだっけな?



これは・・・






人間たちが・・・!



我らが城に現れたそうだ!



俺たちも戦うんだ!






このままじゃ小狼たちが危ない!
どうする?
春香?



ぁ・・・!



なんだ?



鏡が答えているのだ。






ん・・・
私・・・
行きます。



ぷぅ?



さくらちゃん?






あ!



どうなってんだ?



さくら?



鏡に宿った力が
あの娘に秘められし力が一つになって
二つの世界の隔たりを超えたのだ。



春香。



これさえあればこっちの物だ。
ありがとう。
さくら。



うん。






先に行きます!
後はお願いします!



てめぇも随分とあつかましくなったな。



すいません。



何でもいいからさっさと行け!



はい!






人間どもを倒せ!



おう!



俺たちの城を守るんだ!



おう!



モコナ
空太の気持ちを感じたよ。



え?



空太って今
まるで自分たちみたいだなぁって
思ったでしょ?



あ、あぁ。

この国の民は利用されていただけだった。
それなのに俺は彼らを化け物呼ばわりして・・・
あなたたちに、すまない事をした。
このとおりだ。



見た目に惑わされず
そこに秘められた本質を知ること。
それが一番大切なんだ。



ん?



なぁんてね。
実は小狼くんの受け売りなんだけどね。



小狼がそんな事を?



えぇ。



本質を・・・
知ること・・・






ぁ・・・



うわぁ!



えぃ!



うははは!
待っていたぞ!



羽根よ!
オレに力を!



お前の敵はオレ様だけじゃないぜ。
いずれこの国の化け物どもがここにやってくる。

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