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2010年1月19日火曜日

ツバサ・クロニクル 第2期22(48)2/3





ツバサ・クロニクル 第2期22(48)2/3






どうだい?
モコナ。



あるよ。
さくらの羽根の力。
感じる。



どこかわかる?



あそこ!



あれはコンロン城と言って
この国を治める
羽王、カオス様がすんでいらっしゃる場所だ。



カオス様はこの国ではただ一人の神僊
神にも等しい僊術を使うお方なのです。



ふ~ん。
何か飛んでくるよ。



あれは・・・



鳥・・・
じゃねぇよな。



心配するな。
彼らは城を守る兵士たちだ。



あの人たちも皆さんと同じ
天僊の力を持っているのです。



さくら姫さまとお見受けいたす。



ぁ・・・



どうして私の名前を?



我らが王には未来を予知する力がございます。



ご一同が羽根を捜して旅をしておられる事も
既に承知しております。



その羽根について
我らが王から話をしたいとの事。
どうか我々とともにコンロン城へお越しください。



ん?



またな!



気をつけて!



行って来ま~す!






ねぇねぇ。
この国の王様ってどんな人だと思う?



知るか。



こんな感爺。



うわぁ!
モコナ、上手だね。



いひひ。



勝手にやってろ!






わしの名は、北都七区。



わしの名は、南都六区。



共に王のお世話をする者である。



王はもうすぐお越しになる。



くれぐれも失礼の無きよう。



ぁ・・・!



めきょ!



このお方こそタオの国王にして
神僊の力を持つただ一人の存在。



羽王、カオスさまである。



そなたたちが羽根を求めてさすらう
次元の旅人か?



ぁ・・・!

はい。



そなたたちが捜し求めている羽根とは
これであろう。



全部、さくらの羽根だよ!



いっぱいあるね!



お願いです。
その羽根をおれに譲ってください!



この羽根扇は王の証たる物。



決して渡すわけにはゆかぬ。



しかし、どうしても欲しいと言うのならば・・・



これが欲しいのならば・・・



ぁ・・・



そなたたちがこれまで旅してきた
世界の諸々をこの私に語って聞かせよ。



え?!



そ・・・
それだけですか?






ようはするに
モコナが・・・
もう一度言うけど
モコナがだーい活躍だったの。

と言うわけで
ピッフルワールドで
見事に羽根を手に入れた小狼たちは
次の世界に旅立って行ったのでした。



話をしただけで羽根をくれるなんて
随分気前のいい王様だよね?



どうだかな。



黒さま
疑っているの?



まぁな。



誰か交代して。
モコナたくさんお話してくたびれちゃった。



じゃ、オレが行って来るよ。



モコちゃん
ご苦労様。



うん。
でも、あの王様ってとぉってもいい人だから。
話してて楽しかったんの。



モコナがああ言っているところを見ると
問題は無さそうですね。



油断は禁物だと思うがな。



疑うのも無理は無い。



ぁ!



聞こえてたのですか?



胸に疑心の種あらば
せっかくの食事も楽しくなかろう。
そなたたちの疑いを晴らすため
これは先に渡しておく。



はぁ・・・



羽根は確かに返したぞ。



はい。
ありがとうございます。



客人たちを部屋へ案内せよ。






よく寝てるね。
さくら。
いつもよりぐっすり眠ってるみたい。



一度にたくさんの羽根が戻ったから
いつもより眠りが深いのかもね。



そういうもんなのか?



よくわかんないけどね。



めきょ!



ぁ!

ん?



わ~い!
侑子だ!



あ!
次元の魔女さん。



しばらくね。
あら、そっちは夜?



まだ夕方だよ。



姫は羽根が戻ったばかりなんです。



それも一度にたくさん!
羽王、カオスっていう王様がくれたの!



そう。



で、侑子は何の御用?



決まってるでしょ?



ホワイトデーのお返し・・・ですか?



えぇ、そうよ。



ったく、しつこい奴だぜ。



シー!
聞こえるよ。



聞こえてるわよ!



聞こえるように言ったんだ!



まぁ、いいわ。



でも、あなたたちが
あたしのバレンタインの
差し入れを食べたのが始まりなんだから
そこのところを
よ~く覚えておきなさい。

そう。
この世の全ての出来事には
始まりがあって終わりがある物よ。

良い行いには良い結果が。
悪い行いには悪い結果が待っている。
人はそれを因果と呼んでいるわ。



ふ~ん。



ん。



いつの日か
あなたたちが絶えがたき苦しみに直面した時
思い出すといいわ。



ぁ・・・






目覚めの時を早めるしか方法は無いのか?
だが・・・



その必要は無いわ。
彼を動かすと言うのなら私が行く。



何だと?



あなたにはやるべき事があるのだから。

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