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2010年4月26日月曜日

ツバサ OVA 春雷記 <前編> 2/3



ツバサ OVA 春雷記 <前編> 2/3





客人たちも歓迎します。
この城でしばしの休息を。
旅はまだ続くのでしょうが。

もうお一方も。







封真!



久しぶりだね。
と言っても
俺と君達が
同じ時間の流れを過ごしたかは
わからないけれど。



日本国には何か探し物でもあって来たの?



いや。
届け物があったんだ。



ぁ!



ぁ!



なんだ?
それは?



義手だよ。

表皮カバーを調達している時間が無くて
むき出しで申し訳ない。
早く必要だと思って。



ん。
なんでてめぇが持ってくる?
いや
それ以前になんで知っている?



侑子さんに聞いたからね。



侑子に?



依頼されたんだ。
探して届けてくれと。
こことは別の
高度に機械文明が発達した世界で手に入れた。
ピッフルという国だ。



ぁ!



対価は?



貰ったよ。
俺は侑子さんからね。
そして侑子さんは・・・



ぁ!



オレが魔女さんに渡すって約束したんだ。
きみが眠っている間に。



ん・・・



ぁ!



あ!
ファイのお目めの色が!



オレの目の蒼い色は
魔力の源だから。







モコナ
これを魔女さんへ。



でも・・・



大丈夫。
ちゃんと見えてるよ。
これはオレの最後に残った魔力だ。



駄目だよ!
魔力が無くなったら・・・
ファイ!



死なないよ。
吸血鬼の血がオレを生かしているから。
自分の命と引き換えにするような物は
渡さないよ。
もう。



へ。



わかった。
侑子に届けるね。

はぁ~
ぱく。






ふふふ~ん♪
うふふ~ん♪
う~ふっふうふ♪

めきょ!
ふ~!



届いたようね。
そしてもう一人も。






悪くねぇ。



ふ。
前よりもましになった?



うるせぇ!



ははははは。



ぁ!






あ!
星史郎!



久しぶり・・・
なのかな?
きみたちと僕が過ごした時間の流れが
同じかどうかは
わからないけど。



封真と同じ事を言ってる。
やっぱり兄弟だから?



あはは。
ちょっと複雑だな。

相変わらずそうだね?
星史郎兄さん。



封真もね。



ふふふ。



そっちは相変わらず・・・
とはいかないようですね。
随分変わったようだ。
いろいろと。



む・・・



魔力を失って
別の力を得たようですね。
吸血鬼の血を。



ぅ!



ファイ!



神威の血・・・
ですね。



そうだとしたら?



ぅ・・・



神威と昴流は何処に居ますか?



う・・・






うふ。



お兄様ですか?



えぇ。
困った人で。



うちの姉も。



ん・・・
どうだと言うのですか?
おほほほほ。



あの・・・
天照さま・・・
知世姫。



人に物を尋ねる態度か?!
それが?



きみが言うか?



うるせぇ!



まったくですわ。



だね。



だから
うるせぇってんだよ!



ふ。
失礼。
では改めて。

双子の吸血鬼に会ったんですね。



こことは別の世界。
東京で。



二人はまだ東京に?



いや
移動した。
彼らが旅立った後にね。



どこへ?



弟の俺に
教えてくれると思うかな?
ハンターは獲物に引き寄せられると言うけれど
僕はなかなか本当に会いたいものには
会えないようだ。

ふ。
では次の世界へ行くとしましょうか。



待て!



きみも小狼くんだね。



羽根はどうした?



あるよ。
ここに。



返せ。



桜都国。
実際はエドニスだったね。
そこで手に入れて
そのまま持って行ってしまったけれど
一つの架空世界を
現実にしてしまうほどの力だ。

返せと言われて
どうぞと
言える物かな?



返せ!



話し合いで解決しようとする気は
無いんだね?



ずっと見てきたからな。
あなたがどういう人かを。



もう一人のきみを通じて・・・ね。

そういう所は
お父上そっくりだね。
血は争えない
という事か。



う・・・



では・・・



お待ちなさい。







このまま始められたら
白鷺城が壊れてしまいますわ。



・・・



はぁ・・・







これは?



結界だ。






異空間か。
確かに結界とも言えますね。
これならどれほど壊しても
現実空間には影響は無いだろう。
けれど
傷は現実世界で負うのと同じ。



・・・



では始めましょう。



えぃ!






ここは?



ぁ!

さくらちゃん!



私を・・・
知っているの?



知ってるって言うか・・・
侑子さんの店で・・・
ぁ・・・
その時、さくらちゃんは眠ってて・・・



ここはお店の中?



いや
違う。
でも、これ
夢だって。



夢!
ぁ・・・
私、夢の中に来られた。






えい!

とう!

うわぁ!

は!






お二人の戦いは
黒剛とお姉さまに見届けてもらいましょう。



・・・

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