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2010年4月20日火曜日

xxxHOLiC OVA 春夢記 <前編> 2/3





xxxHOLiC OVA 春夢記 <前編> 2/3






今日はご馳走様でした。



いいえ、いいえ
こちらこそ美味しいお酒
ご馳走様。

今度は侑子ちゃんとモコナちゃんも一緒にな。
うちの秘蔵の古酒
用意しとくわね。



じゃぁ、おれも
泡盛を。



あんだけ飲んで
まだ酒の話を?!



これ・・・
侑子さんとモコナくんに。



ありがとう!
二人とも喜ぶよ。



だといいんだけど。
また
教えてくれる?



もちろん!
お母さんにも食べてもらえるようにね。



ぁ!
うん。
あのね
君尋くん・・・



なに?



・・・



・・・



ありがと!






小羽ちゃん
本当によく笑ってくれるようになったよな。



あぁ。
自分でも変わったって言ってた。



そうなんだ。



おまえに会って。



おれ?






君尋くんが変わったから
出会う人も変わった。
幸せにしてもろたり
してあげたり。

いろんなものをやり取りできる
えぇ出会いがな。



ありがと!






おれが・・・
怪我したとき・・・







学校の窓から落ちた時
あの時の血・・・
おれの流した分だけって・・・
かなりの量だろ?
大丈夫なのかよ?



おう。



ぁ・・・
ぁ・・・
ありが・・・
とう・・・






・・・



ん!
な!

なんだよ!



いや。
どんな顔してんのかな?
と。



いい・・・
このバカ!
見るな!



あっち行け!
近づくな!



行き先
一緒だろ?



うるさい!

ドン

いてててて!
こっち来るな!



ありがとう!



えぇ?!



ありがとう!
イェイ!
ありがとう!
ファウ!



ちょ・・・
まさか聞いて?!



美味しい物もって
四月一日たちがやってくるのを
今か、今かと待ち受けてたのよ!



風呂まで入ってな!

ほれ、ほれぃ!
湯上り卵肌だぁ!
ほれ、ほれぃ!



本当に食い物と酒関係は
はずしませんよね。

つか
なんでわかるんだろ?



しいて言えば・・・
妖怪アンテナ的な何か?
お酒と美味しい物用の。



百目鬼。
それ持ってっとけよ。



おれ
器とか用意してくる。



おう。



酒も!



この呑み助連合め!!



良かったわね。
ありがと
言えて。




ボン!



侑子さんは今日
酒、二合までです!



鬼!!






どうだった?
ありがとう
の時の四月一日の顔?



見てません。



うふ。
あら
それは惜しい。

でもま
今できる精一杯を頑張ったんでしょ。
四月一日は。



あの時の血は・・・
おれが決めた事ですから。



そうね。
だから四月一日はお礼を言ったの。

前だったら落ち込んだり
グルグルしたりで
大変だったわよ。



あいつも変わったと。



えぇ。
そしてあなたも。

人を変えられるのは
出会いだけだから。



昔・・・
祖父もそう言ってました。






おい!
運ぶの手伝え!



手伝え!






行ってきます。



行ってらっしゃ~い!
あ!
お酒、二合以上でよろしくぅ~!



はい。
一升瓶ごと持ってきます。






四月一日を助けるために対価を払った三人。

ひまわりちゃんには
約束と本当の笑顔を。

百目鬼くんには
信頼とずっと言えなかったお礼の言葉を。

もう一人。






ひぇぇ!

ひぇぇ!



来たわね。



小狼くん?!

じゃ・・・
ない。



あなたのネガイは?



右目の元へ。



対価は・・・

もう、もらったわね。



・・・
ぇ?!



そのネガイ・・・
叶えましょう。



・・・







消えるな!



は!?






四月一日に一番近い存在。
小狼は・・・

まだあの子には返さない。






消えるな。






いいえ・・・
存在する事自体が返礼にはなりうるけど
それを四月一日が知る日はもうすぐ。

もう一人
あたしに対価は支払ってないけれど
手を貸してくれた人は居るわ。






遥さん?



ふ。



これ、夢ですか?



そうだねぇ。



こんばんは・・・
で良いんでしょうか?



きみの好むように。



じゃぁ
空、月が出てるんで
こんばんは。



こんばんは。
怪我のほうは良くなったみたいだね。



ぁ!
ありがとうございました。



ん?



学校の窓から落ちた時
夢の中で・・・
お礼、言わなきゃ
と思ってたんです。



きみが今ここに居る。
それが一番の礼だよ。



でも・・・
何かおれに出来る事
ありませんか?

夢の中で会える人に
どうやったらいいか
わからないんですけど。



ふ。
可愛いね。
四月一日くんは。



ぇぇぇ!!!



じゃぁ、一つ・・・
頼まれてくれるかな?






で、爺さんに頼まれたと?



探し物があるんだと。
全部で五つ。



最初は蔵に行けって?



あぁ。
本の虫が出たとこだって。



ここは爺さんしか入らなかったとこだから
探し物っつっても
爺さんしか何処に何があるかわかんねぇぞ。



だよなぁ。
前の蜘蛛の時も
探すの大変だったし。



そう言えば
バイトはいいのか?



あぁ。
侑子さんに言ったら・・・






いいわよぉ!



いいんですか?



心置きなく探してらっしゃいな。






だと。



そうか。



珍しい事もあるもんだ。
あの我侭侑子さんが。

いつもなら
夕飯作りに戻って来いとか言うのに。



で、探し物は何だ?



蔵の中にあるはずの
なんか和とじの・・・
物語が書いてある本だって。



題名は?



えーっと・・・
確か・・・



鶴の御寮・・・






ぁ!

あれ?
あれ?
は?!



また居眠りか?



あれ?!

おれ、なんか探し物をしてたような・・・



寝ぼけてんのか?
ま、
起きてても寝てても
ボケてるのは一緒だがな。



ぇ?!
何だと?!
ボケてるのはおまえのほうだろうが!!



うわぁ!!
ととと・・・
うぅぅぅ・・・

プチ

うわ!

ドサ



不器用な奴。



おまえにだけは
言われたかねぇ!






すっかり暗くなっちまったな。



おまえがいつまでも釣れなかったからな。



おまえだって一匹じゃねぇかよ!

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