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2010年4月23日金曜日

xxxHOLiC OVA 春夢記 <後編> 2/3



xxxHOLiC OVA 春夢記 <後編> 2/3






いやぁ
そういう訳では断じて!



台所は
おれより詳しいな。
最近は。



ちょっ
てめぇが
あれ作れ
これ作れ
うるせぇからだろ!



今日も仲良しだね。
四月一日くんと百目鬼くん。



バタン



やっぱり女性陣に誤解されてるぅ・・・



あがってけ。



ありがとう。
でも今日は早く帰らなきゃいけないの。



じゃあ今度一緒に
ミニシュークリーム作ろうよ。



・・・
私、料理上手くないし。



うん。
でも、おれ一緒に作りたいな。
ひまわりちゃんと。







作って一緒に食べたいな。



・・・



うん。



わぁ!



和菓子にしろ。



何でだよ!
つか
なんだ、その命令口調!
むむむ・・・



うふふ。
やっぱり本当に仲良しだね。



だから違うのに。
そうだ!
クッキーあるんだよ。
今日、焼いたの。
待ってて。
持ってくるからぁ。



百目鬼くんに?



だぁから違うって。
すぐに戻ってくるから
待っててねぇ~。



ありがとう。



は~い!






わかっちゃったんだね。
四月一日くん。
私が手作りの物
作らない理由。



極力、一緒に寄り道しない理由もな。



そっか。



で、作るんだろ?
一緒に。



おれに食わせろよ。
ちゃんと。





うん!






またね。
四月一日くん、百目鬼くん。



また明日❤



で、どうだったんだ?
鏡聴。



あ!






雨、降りそうだよ。







降りそうだよ。

雨・・・
必要なのは・・・



傘だろ?






いっぱいあるな。



貸し出したりするしな。



あ!
ひまわりちゃん
傘、大丈夫だったかな?



九軒はいつも
折り畳み傘
入れてるだろ?



あ、そっか。

しかし
特に変わったものは・・・
何も・・・

ん?

これ・・・

はぁ・・・



何やってんだ?



ここにこれと同じのが・・・



うわぁ!



鍵?



これって・・・



うちの家紋だな。



でもって
この鏡の鳥・・・
どっかで・・・



ん!






同じだな。



この扉の鳥は
爺さんが彫ったものだから
うちの他の場所に無い。



った・・・
これ、彫ったのか?!
風流にも程があるだろ?
遥さん。

しかし蔵に逆戻りか。
次、どうすりゃ良いんだろう?
つか
この鍵、何処のだ?



もしかして・・・



あぁ・・・
おい!

百目鬼。



確か、鳥の本の下に
蔵の中で一つだけ開かない箱があったんだ。
鍵が無くて。



ひょっとして
この鍵がそれの?
って事は・・・

これが4つ目の探し物?
けど、最初に探した本の下ってどうよ・・・
つか、鍵の場所を本に挟んでおいてくれりゃぁ
いや、最初からこの箱の事だって
遥さん教えてくれれば・・・



ぇ?!






さくら?






ふぅ。



遥さん?!



やぁ。
来たね。



って事は夢ですか?



そうだよ。



でも、おれ
遥さんに頼まれた探し物をしてて
それで・・・



そう。
この夢が5つ目の探し物だ。
本、鏡、鍵、箱・・・
前4つはこの5つ目の探し物のための
経路だったんだよ。

生歩(うほ)と言ってね
決められた順で歩みを進めて
方陣や結界を書く術がある。

きみは探し物をしながら
それを踏んでいたんだ。



どう・・・して・・・?



夢の世界で
逢うために。



ぁ!
さくら・・・ちゃん?



私を・・・
知ってるの?



知ってるって言うか・・・
侑子さんの店で・・・

ぁ!
その時、さくらちゃんは眠ってて・・・



ここはお店の中?



いや、違う。
でも・・・
これ、夢だって。



夢?



ぁ・・・
私、夢の中に来られた。



さくらちゃん?

あ、ごめん。
会ったばかりなのに
ちゃん付けなんて。



私の大好きな人も
そう呼んでくれたから。



小狼くんは元気?




小狼くんを知ってるの?



ぇ?



あなたが会った小狼くんは
どっちの小狼くん?



さくらちゃん・・・






夢を見たの。
私はその夢を本当にしたくなくて
何も話さずに対価を支払って
夢の中に来た。



誰にも言わずに?



未来を変えることはとても難しくて
あたしがこの事を話せば
また別の選択肢が増えてしまう。

時間が無かったの。



さくらちゃんは
自分だけが犠牲になって
みんなを助けようとしたのかな?



ちがう。
自分に出来る事をしたかったの。
きっと一番良い方法じゃない。
一番悪い方法かもしれない。
でも・・・
みんなに生きてて欲しい。



その中にさくらちゃんも入ってる?



はい。



だったら大丈夫だよ。
さくらちゃんの大事な人たちだもの。
きっとわかってくれる。



ぅ・・・
似てる。



ぇ?



あなたと小狼くん。
名前、教えて?



四月一日 君尋。



私と小狼くんの誕生日。



ぇ?!



さくらちゃん!



ぁ!



さくらちゃん!



駄目!
危ない!



小狼くん!



夢の中・・・
だな・・・?



ぁ・・・



ぁ・・・!



う!



小狼くんが・・・
二人?!



あ!



たとえそれがどんなに辛い事でも
おれは、おれがすべき事をする。

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