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2010年6月14日月曜日

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 5.831



コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 5.831


STAGE 5.831
オレンジ ピール




失礼します。



すまないな。
セシル・クルーミー。
わざわざ呼びつけて。



いえ。
ビレッタ卿。
私に何か御用でしょうか?



礼を言いたくてな。
先日の。



え?



ランスロットが介入しなかったら
ジェレミア卿の命は危なかった。



え・・・えぇ。
でも、ビレッタ卿
騎士候のあなたがわざわざそれを?



騎士候だからこそ
すじは通すさ。
ジェレミア卿も君たち特派には
感謝していた。



あのジェレミア卿が感謝?



ふふふ。
卿は育ちがいいからな。
ああ見えて神経が細かい。



じゃぁ部下はいろいろ大変ですね。



まぁな。
きみの上司は?



育ちのいい
自分勝手な人です。



自分の気持ちいいことしかしないタイプか?



そうそ
そうです!



面倒な事は全部下任せで・・・



昨日言った事と今日言った事が違うし。



その割りに
つまらない事は細かく覚えてる。



自分だけは正しいって地震満々なんです。



なのに見通しは甘くて
勝手に窮地に立つし・・・



人の気持ちなんて考えた事無いんだわ。



ひどい話だ。



でも・・・
そういう所が・・・
良かったりして。



いや
それは無い。






ふ~ん。
ここが特派か。
こんな辺鄙な場所にあったとはな。
これではまるで・・・



いらっしゃ~い!



うわぁぁぁ!



おや?
誰かと思えば
ジェレミア卿じゃありませんか?



ロイド!
いきなり後ろから声をかけるな。
驚くではないか。



これは失礼しました。
繊細なる辺境伯のお心を騒がせまして。



ふん。
ようやくその程度には
社交辞令を覚えたようだな。
アスプルンド。



おやぁ?
どこかでお会いした事ありましたっけ?



ひょっとして忘れているのか?
この私を!



はてぇ?



一緒だったろ!
帝立コルチェスター学院の高等科で。
学寮まで一緒だった。



そうでした?
まーったく覚えてませんが。



私は監督生だったんだぞ!



監督生になるような人との付き合いは
遠慮してましたしね。



そうだ。
貴様はそういう奴だった。
無許可の化学実験で
5回も爆発事故を起こしたことを
私は忘れておらん。



ん~・・・
そんな事あったかなぁ~?



怪しい自家製ドリンクで
後輩を病院送りにした事も
床下に脱走用シュートを作って
落とし穴騒ぎになった事も!
覚えてないのか!?



過去は振り返らないのが主義でして。



それで済むか!
おまえが何かしでかす度に
私が監督責任を問われたんだぞ!
この私が!



そうでしたかぁ。
じゃぁ、これでお相子ですね。



なに?



あなた
枢木スザクくんを僕から取り上げたでしょ?
あれはわざとですか?
ん?
仕返し?



馬鹿な。
私はそんな
陰湿
なことはせん。



殺されかけたあなたを助けたのも
僕のランスロットですよ?
それで貸し借り無しってことで
いいじゃないですかぁ。



う・・・うむぅ・・・



どうせその件で
筋を通しに来たんじゃないんですか?
違います?



それは・・・



じゃぁこの件はこれで
おしまい!
やぁ!
めでたい!
めでたい!



まだ終わりじゃぁありません!



おかえりなさぁい!



ビレッタ・・・
お前までなぜ?



いえ・・・
それが・・・



ジェレミア・ゴットバルト辺境伯。



な・・・なんだ?



枢木スザク一等兵に
一言あってもよろしいのでは?
彼は今回の一番の功労者で
一番の被害者なんですから!



そうそ。
あなたを助けようと言ったのは
スザク君なんですよ。



なに?!
あの枢木スザクが?



そろそろ戻ってきますから
ひとつ言っときます?

ごめんなさい。
ありがとうって。



イレブンに頭を下げろと言うのか!



それが筋という物でしょ?



しかし・・・
純血派の名誉が・・・



小さなプライドをかたくなに守る事が
名誉ですか?



なに?!



ジェレミア卿。
恩を受けたら礼を尽くす。
それこそ騎士の教示であるかと。



うむぅ・・・



私は名誉ある辺境伯閣下は
部下に心を砕いてくださる立派な方だと
確信しております。



上手い事いうなぁ。



うむぅ・・・
わかった。
ビレッタ。
私も男だ。
己の非を認め
礼を尽くそうではないか。



さすがはジェレミア卿。



素晴らしいご決断です。



それでこそ上に立つ者ですね。



うむ。
そうとなれば善は急げだ。
ここで待つ事は無い。
今すぐ枢木スザクに会いに行こう。



シャー



おぉ!
これはギルフォード卿。



ジェレミア・ゴットバルト君。
ご足労願おうか。
手錠つきで恐縮だがな。



ぇ?
あ・・・あ・・・と・・・
お、おい・・・

お待ちください。
これは・・・
誤解です。
それに・・・
私は・・・
これからやらなければならない事が・・・

あ!
話を・・・
私は・・・
私は無実だぁ!!!



カチャン

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