楽天

2010年9月16日木曜日

蒼穹のファフナー【ドラマCD】STAND BY ME 1/4



蒼穹のファフナー【ドラマCD】STAND BY ME 1/4






いつもの教室。
いつもの通学路。
だがあの日のサイレンが全てを変えた。

島は・・・
もういつもの島ではなく
俺たちはいつの間にか・・・
戦いの中に居た。







総士。
本当にみんながパイロットになるのか?



高いコード形成値を持つ6名が
お前と同じ訓練を行い
実践に備えてもらう。



みんなや・・・
みんなの父さんや母さんは
何も言わないのか?



パイロット候補者たちの意思は
確認済みだし
大人たちにとって
この状況は僕らが生まれる前からの
了解事項だ。
今更彼らの意思を問う事はない。



なぁ・・・
俺一人じゃ駄目か?



なんだと?



こないだだって俺たちだけで
倒したじゃないか。



馬鹿を言うな!

あれが敵の全てではないし
お前個人に島を託せると思うか?!



でも・・・
みんなどんな目に遭うかわからずに
パイロットになるんだろ?



すぐにわかる。
そのための訓練だ。



そうだけど・・・



そろそろ皆が集まる。
先に行け。
僕は準備がある。

ぁ・・・
その前にAlvisの制服はどうした?
一騎。



あれか・・・
あれ・・・
どうしても着る気になれなくて・・・



僕も最初はそうだった。
これまでとは全く違う常識の中で
生きなければならないのだから。

だが制服を身にまとうことで
受け入れる事の最初の一歩になる。



受け入れる・・・こと・・・



それが生き残るために
何よりも必要な事だと覚えておけ。
一騎。



お前は・・・
ずっと前からわかってたんだろ?
総士。



あぁ。
だが全てじゃない。

特に・・・
これからの事については
多くが未知数だ。



ジーガチャン



これから・・・
一体どうなるんだ?






ぁ、春日井くん。
おはよう。



おはよう。
春日井くん。



やぁ、おはよう。
羽佐間。
今日は元気そうだね。



うん。
久しぶりに気分がいいの。



そっか。
でもあんまり無理するなよ。



うん。
ありがとう。



春日井くん。
一人で待ってたの?



Alvisの中を見ようと思って
早めに来たんだ。
でも広すぎるよ。
ここは。



うん。
こんな場所があったって
受け入れるだけでも大変なのに。



あの春日井くん。
Alvisの制服は?



ぇ?
やっぱり着てこないといけなかったかな?



ジー



みんな!



一騎くん。



おはよう。
一騎くん。



ぁ・・・
おはよう。



ぁ!
一騎も制服着てないんだ。



ぇ?
あぁ。
甲洋は制服貰ってないのか?



いや・・・
ただ・・・
着るのに抵抗あってさ。
遠見や羽佐間はそんな事ない?



なんで?
こんなのただの服だよ。



無理やり違う自分になれって
言われてる気がしてさ。
羽佐間は平気なの?



ぅん。
私は・・・
特別な感じがして好き。



特別な・・・感じ・・・



ジーガチャン



あら、何よ。
最後じゃん。
あたしら。



なんでみんな
そんな早く起きてんだよ。



剣司が起きるの遅いんだって。
みんなおはよう!



おはよう。



おはようって
何?
その格好?



咲良たちも制服
着たくないの?



あれって着ないといけないのか?



父ちゃんも母ちゃんも
別に何も言わなかったけど。



あんな動きにくいの着せられるなんて嫌よ!
あたし。



へぇ。
良かった。
俺一人じゃなくて。



ジーガチャン



皆、集合しているな。



ぁ・・・
総士。



やぁ、
おはよう。
総士。



一騎、甲洋、咲良、剣司、衛
制服はどうした。
支給されているはずだぞ。



ぇ?



やっぱ着るのか?
あれ。



学校にも制服無いのに。



全員、今すぐ予備の制服を借りて
着替えて来い!



何よ、その言い方!



この場所では規律を優先してもらう。
身勝手な判断は慎め。



あたしは自分の意志でここに来てんの!
制服なんて着せられる筋合い無いってのよ!



なら帰れ。
士気を乱すものは
この場で除外するだけだ。



この総士!



姉御、たんま、たんま。



落ち着いて、落ち着いて。
僕らが悪いんだし・・・
ねぇ。



うん。
なによ!
あの態度!
頭にくる!
もう!
ぇい!



やめなよ。
咲良、落ち着いて。



自分のロッカーなんだから
もっと大事に使わないと・・・



知るかって!
まったく!
どうやって着るのよ。
これ。
もう・・・



総士ってあんなふうに
人に命令するやつだったっけ?



ん?
あぁ・・・



元々冷たいヤツだとは思ってたけどよ。



あんなに怒らなくてもいいのにね。



冗談が通じないって感じは
島の大人たちと一緒だな。
急に戦争なんて言われて
素直に従っている俺たちも俺たちだけど。



普通、笑うっての。
ロボットに乗って敵を倒せなんてさ。



でも一番笑いそうな大人たちが
真剣になってる。
見てて怖いくらいだ。



ロボットに乗れるんだったら
何でもいいよ。
僕。
どんなロボットなんだろうなぁ。



お前、ほんと緊張感ないなぁ。



ここ、本当に俺たちの島だよな?



本当に・・・って・・・



この制服を着ると
もう俺たちの知ってる島なんて
どこにも無くて
いつの間にか違う場所に来てしまった
っていう感じがする。



違う場所・・・



んな訳ねぇだろ?
大人たちが勝手に島に秘密基地
作ってただけだっての。



こんな凄いの
よく作ったよねぇ!

あぁ!
早くロボットに乗ってみたい!



ふ~ん。
ほんと、お前たちと居ると
気が抜けるよ。

0 件のコメント: