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2011年4月15日金曜日

xxxHOLiC OVA 籠 あだゆめ 2/2



xxxHOLiC OVA 籠 あだゆめ 2/2






うん。



ひっかかったのか?



うん。



カタン



ドクンドクンドクンドクン



シュル



ふぅ。



シュ



百目鬼!

って何で真っ暗なんだ?



もういい。
疲れた。






そうか。
お前の視界はこんなふうなんだ。






四月一日くん!



あの人の・・・
店・・・にか?

けど俺は・・・



入れるわ。
あなたも。
ひまわりちゃんも。



侑子・・・さん・・・



その子を連れてきて。
店に。
あなたの願い
かなえましょう。






コツ



俺を呼んだ理由は何ですか?



井戸水の対価を渡そうと思って。



何だ?



持っていて。
これから起こる事のために。



起こる・・・こと・・・



どうか迷わないで。



ぁ!



その瞬間が
来ても。






ガラガラ

ドスン

パリン



来たな。



チッ



ぅぁ!



ケッ



シュッ



パリン



ぁ!



なるほど。
こりゃ一人分のシュじゃねぇな。
ちゃんと結界作っておいて良かった。



クォォォォ



バリン



らちがあかねぇな。

やはり悪い夢をたがえるには・・・



ピシ



これだね。



パチン



ピカ



ウワァァ



ピシ



うわ!






は。

ふぅ。



ありがとう。



依頼は?



見事に果たしてもらったよ。

悪夢には吉夢か。
最後のあの風船は夢買いの物だね。
それも大成夢。
また凄いものを持ってるんだね。



元は昔俺が夢買いに売ったものですから。
それ相応の対価を支払って
譲り受けました。



値切りに値切ったんじゃないのか?



まぁそこもそれ相応に。
しかしあの百目鬼の夢は
何て言うか・・・



夢なのに
夢らしくないだろ?
大体あぁなんだよ。
前にあったことを反芻するようなのばかりでね。



ですね。
だから変だなと思ってたんです。
夢の中で出てこないから。



あぁ。
そうだね。

それは静の夢に入り込んだものが
今すぐ無くしてしまいたい物だろうからね。



えぇ。
だからあの子が出てこなかったんですね。

あれは一人の念や呪じゃないですね。
複数だろうねぇ。




我が孫がそれだけ思われると言うのは
嬉しいと言えば嬉しいんだが。

情というのは怖いねぇ。
もっとも静は私に
外側だけそっくりだから
昔からいろいろあったんだよ。

私に対して腹に一物ある
人ならざるものたちとね。



でも百目鬼はそういう事は
俺に会うまでは無かったって。



うん。
まずあの子の気が強すぎて
ほとんどのアヤカシの類は近寄れない。
けれどどれに対してもそうとは限らない。

静を凌駕する存在だってもちろんいる。
だからできればそういうものに関する知識とか
対処方法とかをわかってくれれば
とは思っていたよ。

よどんだ物ほど清いものにひかれるのは
何も不確かな存在だけじゃない。
人のほうがもっとこじれるしね。

ま今回は特に激しかったけれど
人生の一大事前だから
さすがのあの子も運気も星回りも
変わって当然ではあるがね。



遥さん。
ひょっとして百目鬼が俺とあれだけ揉めて
あやかしたちにも邪魔されてたのに
それでも縁がつながってたのは・・・



たとえ誰が画策しようと
交じり合わない縁なら交わらないし
会うべきであれば会う。
それだけの事だよ。

そしてその縁を続けるかどうかは
お互いの心次第だ。



ぁ!

ふぅ。



さて
この対価は?



今まで俺にいろんな事を教えてくださった。
それで清算させてください。
まだ足りませんが
それはまたいずれ。



まだまだ縁は続きそうだね。
ご店主。






ぁ・・・



ふ。

こっちも縁が続くのが
来たな。






仕事だと聞いたが
終わったのか?



おぅ。






持っていて。
これから起こることのために。
どうか迷わないで。
その瞬間が来ても。






どうした?



いや
いい。
俺宛の話じゃないなら
俺は知らなくていい。



そうか。



珍しいな。
煙草か。



もらい物だ。

ふぅ。

なんだ?



いや
爺さんもそういう紙巻き煙草を吸ってたなと。



よく覚えてるな。



爺さんのか?



夢でもらった。



元気だったか?
てのもおかしいのか。



お前を心配してたよ。
一大事前だからって。



なるほど。
相変わらずなんだな。
爺さんは。



ぁ?
招待状出来たんだ。



おう。
お前の分だ。



いや
俺はここから・・・



それでも
貰って欲しいと。



新郎  百目鬼 静
新婦  五月七日 小羽



小羽ちゃんに
ありがとう
って言っておいてくれ。



今晩電話するって言ってた。
直接伝えてやれ。



おぅ。
しかしこれのどこが良かったのかね?
小羽ちゃん。

小羽ちゃんだけじゃねぇよ。
なんかお前目当ての片思い関係で
俺、結構迷惑したんだよな。
昔から。

生霊とかストーカーだとか
ぁ、なんか大学で刃傷沙汰になりかけた
ってのもあったよな。



あぁ。
だったな。



そんなお前でも
小羽ちゃんはついてきてくれるんだ。
大事にしろよ。



おう。
だが五月七日が一番大事なのは
お前だ。





あぁ。
お前それでいいのかよ?



おう。



て。
今、五月七日って言ったな。
おいおい
再来月結婚するのに
未だに苗字で呼んでるのかよ。



どうも慣れん。



いや
慣れん
じゃねぇだろ。



むこうは名前で呼んでるからな。
問題ないだろ。



問題あるだろ。
大体お前はな
あんな可愛い子をお嫁さんに出来る
幸せって物をわかっちゃいねぇ。

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